2019年6月20日木曜日

龍神3.5 全体折り (1) : Ryujin 3.5 Entire fold (1)

部分折りで十分に練習したら、覚悟を決めて本番の全体折りに取り掛かる。僕は両更クラフト紙(50g/m2)の92㎝幅ロールから90㎝×180㎝の用紙を2枚切り出して繋ぎ合わせた。

といっても、最初から1枚に繋いだわけではなくて、胴体の前半分と後ろ半分のそれぞれを折り進め、ある程度小さくなってからジャバラ部分を繋いでいる。専用の作業台があって、その上に折りかけの状態で置きっぱなしにできる環境があれば最初から1枚でやるんだけどね。

神谷さんの赤本では、最低でも1m角,できれば1.5m~2m角 の大きさを推奨しているけど、よほどテクニックがないと50gのクラフト紙で1m角は無理だと思う。

2m角だと、完成品は40cm(W)×30cm(D)×30cm(H)のケースに収まるくらいの大きさになるし、薄茶色のクラフト紙だと一見木彫りのような雰囲気もあって置物としてもいい感じになる。

この半分の大きさ(1m角)だと、手のひらに乗るくらいのサイズになってしまう。龍神という作品の魅力を伝えるには、ある程度の大きさがある方がいいんじゃないかな。

アクリルケースに入れたらこんな感じ
ケースのサイズ:40cm(W)×30cm(D)×30cm(H)


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